こんにちは!ズマペンです。
昨日は、ランチェスター戦略で小さな会社を元気にする
1位づくり戦略コンサルタントの佐藤 元相 先生のセミナーに参加してきました。
※佐藤先生のNNA株式会社はこちら
→https://www.nna-osaka.co.jp/
セミナーで話していたこと
セミナーの題目は、「小さな会社☆採用のルール 独自の採用と定着・差別化戦略」です。
中小企業が大企業と同じ戦略をとってはいけない!というランチェスター戦略の考え方から
新しい人材の採用に苦しむ小さな会社が、どのように採用を獲得していくと良いのか、事例を交えながらお話しされていました。
ズマペンは、佐藤先生のランチェスターの営業勉強会に、前職の社長から通わしていただいた経験もあったので、今回は「基本を理解した状態 + 社員目線」で聴いていて腑に落ち感満載のセミナーでした。
特に印象に残った3つの言葉
ランチェスター戦略の考え方をベースにして、たくさんの事例を交えた採用戦略セミナーでしたが、
佐藤先生の言葉で、ズマペンが特に印象に残った言葉を紹介します。
会社に人が来ないのではない、求職者から選ばれていないだけ
これは集客の時も同じことを話されていましたが、自社だと見えないことが多い気がします・・・
ズマペンがお伺いする会社さんでも、「人が来ない」「普通の人(この会社さんの普通)が欲しい」と仰っている経営者さんの話を本当によく聞きます。
これはきっと勘違いで、求職者さんがライバル会社と比較して、その会社さんを選んでいないだけ。
「求職者から選ばれていない」
「普通の人から選ばれていない」
という現状なのだと気づかされました。
求人情報に応募するかの決定権は100%求職者側にある。
求職者目線で、自社はライバル会社と比べてどうなのか?と考える癖をつけないと・・・
採用の前に定着
これもランチェスター戦略のひとつである【顧客維持戦略】の話に通じているのかな?と感じました。
とある会社さんの事例紹介で、採用に困ったことがない!という会社さんは、
社員さんの家族や友人が応募してくるため、わざわざ広告を使ったりする必要がないということでした。
社員が生き生きと働いていているだけで、その姿を見た周りの人があの人の会社はいいな~と感じる。
それが採用だけでなく、お客さんから見てもこの会社に頼みたいと思える。
当然かもしれませんが、
自社の社員を大切にすることが一番良い採用戦略なのかもと感じました。
ちなみにズマペンが産業カウンセラーを取得した時に、今回のセミナーで同じ言葉が出てきました。
それは、社員が会社を辞める最大の理由は「人間関係」、そして人間関係で最もひどいことが「無関心」なのだそうです。
これを聴いたときに思ったことですが、社員を大切にすることというのは、
福利厚生を充実させるとか、給料を上げたり、仕組みをつくることではなく、
社員さんの話を関心を持って聴いて受けとめる、ことが一番な気がしました。
社長の願望が大事
定着ができていることを前提に、それでは新しい人材を集めたいときにどうすればよいのか?
どういう会社にしていきたいのか?何のために会社があるのか?を社長の願望を明確にして
ランチェスター戦略の客層・商品・地域で差別化して
採用したい人を明確に〇〇さんというとこまで決める
最後に、チラシだったり、ホームページだったり、看板だったりの手法に落とし込んて行くこと。
どうしても手段が先行してしまいがちですが、願望が大事ということを聴いて、
彩企画の「ホームページは作る前が大事」という考え方が合っていることを確認できてうれしかったです。
まとめ
今回、セミナー中にとなりに座った社長さんと、感想を共有する機会があったのですが、
すごい社長さんであるがゆえに、社員さんの目線に立ちづらくなっていて、苦しんでいるように見えました。
また、セミナーの中でも実際の事例が3つほど紹介されていましたが、
どの会社の社長さんも実践されていたことの本質は同じように感じました。
・社長が願望を明確にすること
・それを社員さんに共有していくこと
・そして社員側の考え方も聴いていくこと
・社長が社員さんと正面から向き合うということ
そのための手法が、日報だったりブログだったり社長がやりやすい方法を取っているように見えました。
最後に
佐藤先生の採用セミナーは、残念ながら東京ではもうないようですが、大阪だとまだ開催されるみたいです。
採用で困っているという方にはぜひおすすめのセミナーなので、時間が合う方は行ってみてはいかがでしょうか。
佐藤元相「小さな会社★採用のルール」出版記念特別セミナー 東京・大阪・名古屋
https://www.nna-osaka.co.jp/14521