数年ぶりにシステムコーチングを受ける機会をいただきました。
このコーチとは、前に勤めていた会社で出会いをいただきました。
前の会社では、グループコーチング、幹部コーチングと数年に渡りお世話になり、個人コーチングも行っていただいていました。
今回はスタッフさんと2人でシステムコーチング。
システムコーチングは本当に数年ぶりで、コーチングに向かうときはドキドキ。
事前のアンケートはあったものの、当日何をするのかは全然分からず緊張して臨みました。
久しぶりに会ったKAOコーチングスペースの川添コーチは、変わらず笑顔がステキな方です。
さて、システムコーチングの開始です。
はじめに「セッションを進める上での約束事や合意をつくって、協働関係をつくるための言葉」を出します。
懐かしい~~。
そして、事前アンケートを元に過去・現在・未来のコーチングを受けます。
ここで、数年来の謎がちょっと解けた感じがありました。
さて、突然コーチから紙粘土を渡されました。
いくつかのコーチからの言葉を聞きながら、生き物(現在の事業体)を想像して、それを作ってくださいというものです。
この時点では、一切口をきかず、黙って紙粘土で作業します。
そこで私が作ったのがこれ↓
スタッフさん:「なんですか?これ?」
私:「・・あやきかくちゃん・・」
スタッフさんが作ったのがこれ↓
私:「普通に生きてる生き物じゃん」
スタッフさん:「象しか思い浮かばなくて」
個性が出ますね~。
2つを見比べて大笑い。
そしてコーチから「5年後を想像して、2つを使って生き物を作ってください」
それでできたのがこれ。
ハデハデですね~~(^^)
上に乗っている変な生き物はより耳や羽が大きくなってパワーアップして、下の象はより足が太くなり、表情が出たり、単純に合体しただけでなくそれぞれに変化があります。
合わせて作ったものを見て、変化したところを見ていくと何がどんなふうに変わったらそうなれるのかの未来を想像することができます。
コーチングでは今回はここまででしたが、これをいかに具体化して落とし込み、実行していくかが肝になります。
不思議なもので、コーチングを受けたあとは「これはあの生き物のこれか」と一つ一つ気付いていくことがあります。
コーチングってすごい!
変な生き物をつくったように見えて、実は深い関係性や自らが成長しなくてはいけない部分に気付きを与えてくれます。
紙粘土を終えると、どういう流れだったか定かでないのですが、もめ事の話になりました。
そこで、今とっても役に立っているのが、関係性が怪しくなったときに、その空気に名前をつけること。
変な空気に名前を付けることで、気持ちがとても楽になります。
「今、〇〇だね」
と言うだけで、状況の把握ができ、冷静になることができます。
まるで魔法の言葉です。
これはすごい劇的な変化で、システムコーチングを受けたときにつけた名前以外にも、その後変なことが起こると名前を付けるようになりました。
今も、「そういう状況だね」という共有認識を持つと、その場の空気がよい方向に変わることを体験しています。
すると、時にはスタッフさんがあえて産業カウンセラーで訓練した技法も用い、傾聴しようとしてくれるのも把握できます。
人って2人いるだけもシステムなんですね。
いろいろ反省することが多い今日この頃ですが、この学びを糧にして多くの人と様々な関係性で楽しく前向きに過ごしていきたいです。