最近ウェブ解析のご依頼をいただいているお客さんから、
「価格を載せようか悩んでいる」という相談をいただきました。
その会社さんは、オーダーメイドの商品を取り扱っていて、
お客さんによって価格が違っているので、今まで載せていませんでした。
ただ、今回商品プランページにアクセスが多くあることが分かり、
参考価格でも載せておくと良いのでは?と検討されたみたいです。
そこで、価格を載せるにしても載せないにしても、
きちんと狙いと基準・メリット・デメリットを考えて決めた方が良いと思ったので、
ある程度の参考となる指標をここで書いておきたいと思います。
ここで大切なことは、
・価格を知れた時のユーザーさんの心理
・価格が知れない時のユーザーさんの心理
を想像していくことです。
【価格を知れる場合】
■メリット
知りたい情報が知れる=満足度が高まる
安心して問合せしてくる
実際の購入・契約時に、価格面でのビックリがなくなる
■デメリット
参考価格が合わず、問合せする前に敬遠されてしまう
他社と比較して安いほうに流れてしまう
訴えたい情報より価格に目が行ってしまう
【価格を知れない場合】
■メリット
参考価格を知りたくて問合せする
訴えたい情報のみを伝えることができる
■デメリット
価格がないため、他社と比較できない
参考にならないため、問合せしづらい
最後に
価格を載せることについては、
いろいろな意見や考え方があると思いますが、正解はありません!
まず大事なことは試すこと。そして、試した後は検証すること。
きちんとアクセスデータやリアルのお客様の声などから検証すれば、
自社のホームページに価格を載せるべきかどうか?定まってきます。